浮島さんがよかごつしてやんなはる
  

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秘められた願い━━隠喩

その一 「三」は「産」

「三」という数に呪術がかけられています。
それは「産」 
子宝に恵まれ子孫が繁栄するようにです。

そのニ 「産」は「産霊」“むすび”と読みます。

産霊とは命を産みだす霊的な力。
クリエイティブな発想や殖産興業、産業発展に欠かせないエネルギーの源です。
浮島の夫婦神は、人間の生活に欠かせないおおくの神様をお産みになられています

その三 「結び」

「結び」は「縁結び」

男女のご縁ばかりでなく、神と人。人と人を結び、円滑な人間関係をつくりあげたいとの祈りです。
恋愛成就、商売繁昌、事業発展へとつながってほしいという願いが込められています。

その四 「掬び(むすび)」

水を“掬(すく)う”ことです。
水は命。
墓参りに行くと墓標に水をかけますよね。喉が渇いていないか心配しているからです。
新生児の水分量はおよそ80%。
成人で60%。
水なしでは生きていけません。

その五 創建された「井王 “三”郎」の“三”


浮島神社の創建は長保3年、平安時代でした。西暦で1001年。
井王家三代目、井王三郎直久さんの功績です。

三代目の“”と三郎の“

井王三郎さんは、中世、とても優れた人物でした。
没後、神として祀られ浮島神社近くに「井王神社」が建てられました。